肝に銘じましょう

本日は雨のなか、六本木ヒルズで遊んでいました。日曜日なので人出は多かったものの、中が広いおかげで人込みに溺れることもなく楽しく過ごすことができました。子供連れや熟年夫婦の方も多かったですが、果たして楽しむことが出来るのかそれは微妙。どんなお店があるのか前もって調べてから、来た方がいいと思う。
私達がまず向かったのは、メトロハット地下にある「ヴィレッジ・ヴァンガード」。寺山修司三島由紀夫江戸川乱歩の本がずらりと平積みされている光景は他の本屋ではなかなかないでしょう。店員さんが書いたと思われる紹介のポップもなかなか含蓄があります。楠本まきの「Kiss」のポップに受けてしまったので、撮影。
「To-Fu Cafe Fujino」では豆腐プリンパフェ(600円)を購入。イートインスペースは小さいけれど、客の入れ替わりが激しいので、あまり待つこともなくすぐ座れます。座り心地の悪い椅子のせいだと思います(笑)。長居はするなと無言で責められているようです。パフェは美味しかったです。大豆の味がする豆腐アイスクリームはお薦め。豆乳プリンも甘すぎず、食べやすい。
お店がたくさん入っているのはウエストウォークだけど、個人的にはヒルサイドに入っている「ミハエル・ネグリン」「アナ・スイ」、「ヴィヴィアン・タム」、「ケイタ・マルヤマ」辺りが好みでした。しかし何処でも何も購入せず。これは六本木ヒルズ全体に言えるんだろうけど、集客率はある割に売り上げはそれほどないのではないかと。皆ウィンドウショッピングで終わっている気がします。
食事はウエストウォーク5階にある中華料理「老虎東一居」(ラオフードンイージュ)へ。どうやら紅虎餃子房の系列らしい。それよりちょっとお高めの値段設定だけど、予算は一人3000〜4000円くらい。最後に食べた「ふわふわ杏仁豆腐」は、ずっと味わっていたくなるほど。出来立てのすくい豆腐のような柔らかさと、ほのかな甘みがあります。
お土産として買いに行ったのは「Le Chocolat de H」(ルショコラドゥアッシュ)のチョコレート。「モンサンクレール」のパティシェ辻口氏によるチョコレートショップです。ほとんどの商品は売り切れていたんですが、焼き菓子とチョコレートを幾つか選んできました。店内に入るまでの入場制限もあり、すごい人気なんだなあと。これはもう辻口ブランドの力だと思いました。率直に言って、店員さんの手際があまり良くなかったです。丁寧なんだけどね…。チョコレートと言えば、「Richard」(リシャール)のチョコレートは芸術的に美しかったです。気軽に買える値段じゃなかったので諦めたけど、勝負時(?)にいいかもしれない。

後日記:ルショコラドゥアッシュのチョコレート食べました。美味しかったです。でもわざわざこちらのチョコレートを買いに行くことは、しばらくないと思います。最近はチョコレート専門点も多いので、「ここのでないと!」と思えるほどの引力は感じないというのが正直なところ(というか同レベルのチョコは他店でも買える)。大体、店内に入るのに行列して、さらに中で人ごみにまみれるのも嫌だし。