公開練習

二階席から激写

東京ドームで行なわれたレアル・マドリードの公開練習に行ってきました。2階席1500円、賞味一時間半程でした。これが高いのか安いのかは個人の判断ですが、私は楽しめました。わがまま言って姿を現さない選手がいそうなもんですが、全員出てきたし。練習前のストレッチとか、ミニゲームの様子とか普段は見る機会のない光景を見れたのも良かったです。
フィーゴベッカムがおしゃべりしてたり、ロベカルジダンがじゃれあってたり、そんな光景があちこちで繰り広げられているものだから、「あ〜、どこを見てればいいの?!」という視覚的に大変贅沢な状況だったわけです。客側の反応は「べっかむ!」「べっかむ〜!」ってそればっかりだったんですが、ただでさえこの日は浮き気味だったベッカム、1人だけこんなに歓声受けたんじゃ却って孤立してしまいそう。
パス練習のときも、他の選手は仲良し同士で組んでいるのか近い距離でおしゃべりしながらやっていたんだけど、ベッカムは20メートルくらい離れた相手(ラウルブラボ)とロングパスやってました。楽しそうなフィーゴロベカルのペアとは対照的。まだ入団して一ヶ月も経ってないからこんなものなのかな。
一番ファンサービスをしていたのはロベルト・カルロス。客席に大きく手を振ったり、おどけたり。ミニゲームでパスを受けると見せかけておいて、靴紐直し始めちゃったり。本気でやるつもりなんて、はなっからないのね。結局いわゆるスター選手は1時間ほどで引っ込んでしまい、残ったのは控え組と残りのレギュラー陣。ぞろぞろ帰る人続出してたけど、ここからが面白かったんだけどな。ミニゲームの最後の方では、選手も結構本気になっていたし。残った選手だけで更にミニゲームを2,30分披露した後に、公開練習は終了しました。
あまりチームに溶け込めていた風でもなかったベッカムについてはこんな記事がありました。

「キャプテンとして?新しいメンバー、特にベッカムがなるべく早くチームに、環境に、国に溶け込めるよう、僕は努力していきたい」。ラウルは契約するアディダス・ジャパン社主催の会見で、初めて公の場で、ベッカムとの共闘を明言。

ラウルやフィーゴなどが、積極的にベッカムとコミュニケーションしようとしてるらしいです。そのうち、お互いにじゃれ合えるような関係になれるといいね。その頃には、日本での過熱報道も収まっているかしら。いい加減鬱陶しいです。ベッカム専用カメラなんざ用意するなっつーの。