3月29日のあさごはん

休暇でぼけた頭は暫く治りそうにありません(苦笑)のちほど日をさかのぼって、旅行中にあったことを書き足していくつもりです。今朝のメニュー:レーズンのパン(ポワラーヌ)、りんご、パイナップル、チーズ、トマト、チョコレート(メゾン・ドゥ・ショコラ)。
パリにあるポワラーヌのパンは昔ながらの製法(天然酵母、石釜)で作られたパンを売り物にしています。小さな店内に並んだパンを自分で取るのではなく、レジにいるおばちゃんに「あれとこれ」という風に言うと袋に詰めてくれます。その袋のでかいこと(笑)一番大きなカンパーニュが入るようにデザインされているんでしょうけど。パンに縁のある聖人や人物の話が印刷されていて、とってもお洒落です。最後に袋に合計の値段を書いてくれるので、その額を払います。ヨーロッパでは珍しいことにクレジットカードの利用は不可。ものすごく噛み応えのあるパンです。なんちゃらレザン(笑)という名前が付いていましたが、入っているのはカレンツ。それも大量。天然酵母独特の酸っぱさの残るパンは、きっと昔からずっと変わらない味なんでしょう。 何も付けずに、またはバターだけ付けて食べるのが一番美味しいんじゃないかと思います。シンプルなパンは、シンプルな食べ方でと思わせてくれるパンです。日本でもっと気軽に買えるといいのにー。
そうそう、パリやロンドンで「PAUL」の支店をあちこちに見かけました。でも品揃えはあまり多くなくて、日本の支店の方がよっぽど充実しているかも。駅構内の支店なんかだとバゲットサンドイッチがメインなので、他のパンがあまりないんですよね。でもその進出っぷりには驚きました。