「アレキサンダー」

映画「アレキサンダー」を観て来ました。本当は「オペラ座の怪人」を観たかったんですが、劇場に着いた時点で既に満席。華麗な舞踏会のシーンを観る気満々だっただけに、すっかり萎え〜(笑)でも「アレキサンダー」もチェックしたいシーンがあったので、チケットを買いました。観終わった感想は、
壮大な駄作。
詳細は避けますが、まず上映時間が長い長い。2時間半を超えると、どんなに面白い映画であっても集中力は途切れがちになります。しかも後半部分がつまらない映画だと、まさに拷問状態。象がたくさん出てきたあたりになると、頼むから早く終わらせてくれと願うばかりでした(笑)。アレキサンダー役のコリン・ファレルの金髪は最初から最後まで似合ってなく、親友/恋人のヘファイスティオン役のジャレッド・レトとの中途半端な関係描写も何だかなあ。バゴアスという宦官も登場しますが、この人の存在に一体何の意味が?上映前から同性愛的要素を指摘されていた映画ですが、実際は大したことありません。期待しないように(笑)それだけを目当てで行くと、8割は退屈します。
ちなみに私がチェックしたかったシーンは、バゴアスが踊りを披露するシーンで一緒に踊っている群舞のダンサーです。いました。見つけました。友人と盛り上がったの、そこだけです(笑)
追記:バゴアス役のFrancisco Boschの情報があまり出回っていないようなので。彼はEnglish National Balletの団員です(モデルもやっています)。監督直々の抜擢で選ばれただけあって、踊りのシーンはさすがに綺麗でした。