チョコレートの家

暖かい日曜日の昼下がり。目黒駅から白金台に向かって歩いていると、なにやら白い板で外壁を覆われた建物の前に人だかりが。そこはアーフェリークという結婚式場で、皆が大きなカメラを持って待ち構えているので、芸能人が披露宴でもしているのかな?と思いつつも、そのまま通り過ぎました。どうやら女優の奥菜恵さんの式だったようで。白い外壁は、取材陣のシャットアウトの為で、本来はオープンカフェなんだそうです。
白金台で私が向かった先は、「ショコラティエ・エリカ」。店内に取り揃えているチョコレートは、お店のHPにも出ているものばかりだけど、用意してあるプレゼント用のラッピングやボックスがとてもお洒落で可愛くて。ハート型のミルクチョコとビターチョコが入ったボックスに、薔薇の小さなコサージュがついていたり、こういうのもらうと嬉しいと思います。プレゼント用にお薦めです。
その後新宿へ移動して、伊勢丹で開催されているサロン・ド・ショコラへ。予想はしていたけれど、やはり混んでいた。目的のジャン・ポール・エヴァンに行こうと思ったら、ぎょ、並んでいる。一瞬ひるんだけれど、ここで諦めたら何のために来たか分からなくなるので、行列の最後尾へ。・・・30分並びました。パレというミルクとビターの板チョコの詰め合わせ(1800円)と、個別に選んだボンボン・ショコラ(1個 250円から)を幾つか購入。よく考えりゃ、バレンタインじゃなくても買えます(笑)。ここまでして得たものって何?バレンタイン用の紙袋か?
その他には、テオブロマで「松涛の石っころ」(100g 800円)というチョコレートクランチを買いました。いい加減、トリュフとかボンボンショコラには飽きてきたので、シンプルなものが欲しくて(笑)。簡単に言ってしまえば、チョコフレークを石っころのようにまとめたものです。日本屈指の高級チョコレートなのに、この形容って罰当たりかしら。あは。でもやっぱりシンプルイズベスト。自宅で紅茶と共にサクサク食べるのは、ささやかな幸せです。
サロン・ド・ショコラでは、例のチョコレートで作ったドレスも展示されていました。・・・へぇ、って感じでしたね。実物を目にすると。通りすがりの人が「なんだよ、ドレスにマカロンくっつけただけじゃねーか。」って言ってましたが、まさにその通り(大笑)

後日記:
エリカのチョコレートはシンプルなものの方が美味しいと思いました。「カフェ」とか「ラムレーズン」は、つまみやすいし甘すぎないので、私はせっせと会社で配って好評をいただきました(笑)。トリュフはサイズが大きめなので、食べ甲斐があると言えばあるんですが、ちょっと満腹感が・・・。あと、お酒の味が強いと感じました。
ジャン・ポール・エヴァンは大御所の有名処ですが・・・、ここのは本当に美味しいです!!小さなボンボンショコラが250円なんて正気の沙汰じゃない、と最初は思ってましたが、友達にも分けて早々に全部食べちゃいましたよ。何か?(笑)ほんと一口サイズですが、一粒に幸せがたくさん詰まってます・・・くらい言っておけば、私がどれだけ気に入ったか分かるでしょうか(笑)。ちなみに私の現在の本命様にもプレゼントいたしました♪