Hanoi Rocks at Hiroshima Club Quattro

開演するまであまりにも人が少なく、どうなることかとヒヤヒヤしましたが、結局半分くらいしか埋まらなかったんじゃないでしょうか。今回のツアーで一番メンバーを身近に感じることの出来た会場だったと思います。それだけに勿体無いな〜。
このツアー、どうも弦楽器隊の音が良くないことが多いのですが、この日も悪かったです。特に"Better High"のときには、アンディのギターが最悪な音を出していて、さすがにマイケルがアンプの方を振り向きながら、「なに?」と顔をしかめていました。当然アンディが苛立ちながらスタッフのもとに行き、何やら話し合っていましたが一向に直りませんでした。どうなることかと思っていると、おもむろに下手からひょいとやってきたコニーがアンディのペダルをちょっと踏み換え、それだけで直ってしまったのでした(笑)まだスタッフとやいのやいのやっていたアンディに向かって、マイケルが「直ったよ!」と声をかけていたのがおかしかったです。この後も、全体的に音はあまり合ってなかったです。たいていリズム隊とアンディのギターがずれるんですけど、機材だけが原因じゃないような気も(笑)
"Underwater World"を演奏した後にコニーが開口一番「愛と平和!」と宣言していました。この後もずっと「愛と平和」と言い続けていたコニー、事前に平和祈念公園にでも行ったのかも。
アンディはやたらとスタッフの方に行くなと思っていたら、そのたびにビール飲んでました。そこまでして飲みたいか!(笑)ついでに一回唾が飛んできたんですけど、あそこまで飛ぶかな(5メートルくらい)。ずーっとニコニコしていたので、ご機嫌ではあったようです。アンコールではペットボトルの水をぐびぐび飲みながら「カンパイ」って言ってました。
あまりしゃべらずおとなしいACに対して、マイケルがアンコールで「何か言えよ!」と強引にマイクを向けていましたが、本人はいきなりでびっくりしてしまい、「ハ、ハーイ」と片手を挙げるのみ(笑)。
ラクはほぼ全曲歌っているんじゃないのか?というくらいに口がよく動いているのが見えました。アンコールで"Taxi Driver"歌えばよかったのにね(笑)正面のマイクスタンドをつかむ振りだけして、さっさとドラム台に座ってしまいました。
何回目かの衣装換えで出て来たマイケル、オレンジの薔薇をばらまいていました。男性までもが薔薇を欲しがって群がる光景は一種異様な感じでした(笑)この日も饒舌で、「Hiroshima Rocks!」と言いながら愛と平和の話からジョージ・ブッシュ批判まで繰り広げていました。き、聴き取れない・・・。ラストは「Taxi Driver」でした。