デマチという文化

終演後

先日、とある舞台の来日公演を観にいきました。終了後、裏口に周ったときの光景です。真ん中の奥の方で、一番人気の役者さんがフラッシュ攻撃にさらされています。きゃあきゃあ言う歓声と殺到する人の群れで、彼の周りは渦巻きのように人波がうねっていて、さながら脱水中の洗濯機。ちなみに写真手前に映っているのは、この光景を面白がって撮影していた共演者の方々です(笑)。日本での思い出の一枚になるんでしょうか。
出待ちでのプレゼント攻撃、サイン攻め、写真撮影。
それはある意味、日本の舞台公演における風物詩。日本特有の文化。でも、やり過ぎは
醜い。
本人に断りもせず携帯つきつけて写メールを撮る人。
誰か知らないのにとりあえずサインをもらう人。
皆が写真撮ってるからと便乗してツーショット撮ってもらう人。
理性と常識をどこに落としてきた?・・・いい反面教師になりました。あ、「人のこと言えるのか?」というつっこみが聞こえるようです(苦笑)そもそも出待ちをすること自体が失礼であるという考え方もあるでしょう。個人的には、会場の周囲の様子を見て、スタッフのお許しがある場合は、一般常識ルールを守った出待ち行為は許されると思っています。
それにしても、Laputaファンの方がよっぽど常識ありますね。一般的には逆に思われてるんでしょうけど。ははーん。Laputa君も、ここ2,3日で激動を迎えていますが、正式発表後に何か書きます。