Trick or Treat

Googleのハロウィーン

グーグルのトップページのハロウィーンアイコンが可愛いです。せっかくなので、ハロウィーンの思い出でも。
子供時代にアメリカに住んでいたことがあります。日本でもよく知られている通り、ハロウィーンでは仮装をした子供たちが家々訪をね、"Trick or Treat(いたずらか?お菓子か?)"と言って、お菓子をもらう行事です。そのまんまです、本当に。車社会であり、治安に不安のあるアメリカでは、人が夜道を歩いていることなんて普段ありえません。でもこの日ばかりは例外です。
初めてのハロウィーンの年、私も仮装をして出かけました。(今考えてもダサイ格好だったので、何かは秘密。翌年は着物を着ました)"Trick or Treat"とは言っても、お菓子をくれなかった家にはお目にかかりませんでした。小銭のお小遣いをくれた家もあったなあ。
あちこち歩いているなかで、気になる家が一軒ありました。家の内も外も電気が点いていなくて真っ暗なんですが、「ヒュードロドロ〜。」というBGMがかかっている家です。最初は不気味で通り過ぎていたんですが、あまりにも気になるので、ベルを鳴らしにいくことにしました。ピンポーンと鳴らして待つことしばし・・・、家の中からマントをはためかせながら出てきたのは、ドラキュラの扮装をしたご主人でした(大笑)。白塗りで満面の笑みを浮かべていたなぁ・・・。予期していなかったこの出迎えに唖然としてしまい、どんなやり取りをしたのかまるっきり覚えていないのが残念なところ。その翌年もハロウィーンを経験した私ですが、ドラキュラご主人以上に気合いの入った家を訪ねたことはありません。毎年、やっていたのかしら。