ノーベル賞、欲しいですか?

ハリポタ作者のJ.K.ローリングにノーベル賞を!!とがんばっている方がいらっしゃるようで。

ダウニー氏は今月開設したホームページ(HP)の中で、全世界の人に読む楽しみを与えたローリングさんこそ、現在最も影響力のある小説家であり、真に文学賞に値すると主張。読者にスウェーデン・アカデミーに授賞を求める電子メールや手紙を送るよう呼び掛けている。

ちなみに主催者のジェームズ・ダウニー氏のサイトはこちらです。なんかねえ、アドレスからして怪しさがプンプンと漂ってくるんですが。スウェーデン・アカデミーにJ.K.ローリングへのノーベル賞授賞を訴えるメールを送るその意気込みは認めましょう。だが、返信内容に

  • 受賞者の推薦は、一般人ではなく然るべき推薦者によってなされなければいけない
  • Eメールで送信された推薦状は受理されない。スウェーデンアカデミーに郵送されるべきである

といったようなことが明記されているわけですよ。なのに何故まだ「Eメールでもいいけど、手紙を送りましょう」なんて堂々と言えるのかしら。「(手紙は)丁寧に書くように」って、いや書き方の問題じゃないだろ、もはや・・・。J.K.ローリング本人も、こんなキャンペーンで受賞したところで嬉しくはないだろうに。ちなみに私は、このサイトの8077番目の訪問者でした。無駄にカウンターを回してしまったことが口惜しい。とか言いつつ、リンク貼ってるわけですが。
まあ、この運動はあえなく失敗したそうです(笑)。英国BBCの記事によると、誰もスウェーデンに嘆願書を郵送していないんだとか。ダウニー氏は過去(2001年)に「月に向かってレーザーを照射して、月の色を変えよう。」というキャンペーンもやっていたそうです。なんだそりゃ。こんな記事のせちゃうBBCは、さすがブラックユーモアが好きなお国柄ですね。
そうそう、ハリポタ映画第4弾の監督は「フォーウェディング」のマイク・ニューウェル監督になったそうですね。「フォーウェディング」は好きな映画の一つだけに、嬉しいなあ。美少年スターとしてのブランドが通用しなくなって泣かず飛ばずだったヒュー・グラントが、再ブレイクのきっかけをつかんだ映画です。原題は"Four Weddings and a Funeral"で、そのタイトル通り4つの結婚式と1つのお葬式で出会う人々の恋愛物語。たくさん笑えてちょっと泣ける素敵な映画です。